Artek

Artek（アルテック）は1935年にフィンランドで誕生。
建築家アルヴァ・アアルトをはじめとする4人の創業者で始めたファニチャーブランドです。
安定した木工技術と、人と木のぬくもりを感じるモダン・オーガニックデザインで、世界的なブランドへと成長しました。
Artekの名前はArt（芸術）とTechnology（技術）の融合を目指すところからきています。
どの時代にも通じる変わることのない完成された造形美で、北欧を代表するブランドとして愛され続けています。

L-Leg（エルレッグ）

アアルトが手掛けたアルテックの家具は、柔らかく美しい曲線を描いています。
その象徴であるL字を描いた脚部は「L-レッグ」と呼ばれる技法により、強固な無垢材を直角に曲げる特殊な技術で加工しています。
フィンランド伝統の「挽き曲げ」の技法を応用し、アアルトが試行錯誤を重ねて生み出した独自の製法です。
天然木の美しさを活かした優れたデザイン性に加え、強度が高く非常に丈夫で、何十年も変わらず安定して使用できるクオリティを保つ、他にはない唯一無二の技術です。

日常と共にあるアアルトの家具たち

日々の暮らしの一部として、また図書館、学校、レストランなど、様々な公共施設でも愛用されています。
中でも「スツール60」は、販売数が数百万脚を超え、世界中に広がっています。

Alvar Aalto（アルヴァ・アアルト）1898-1976

20世紀を代表するモダニズム建築の巨匠として名高い、北欧を代表する建築家。
生涯アアルトは200を超える建物を設計し、有機的なフォルム、そして素材・光を絶妙に融合した名作を数多く残しています。
また建築だけでなく、家具・照明も手掛け、当時、加工が難しいとされたいた白樺材の画期的な曲げ技法の開発により、ファニチャー界に新たな技術革命を起こしました。