ねじれたスチールが創り出す絶妙なバランス
CH111 アームチェアは、ハンス J. ウェグナーがデザインしたオフィス家具シリーズの一つ。力強いラインとシンプルンなフォルムをステンレススチールと伝統的な皮革で構築した一脚、耐久性に優れた、存在感溢れるデザインです。
この椅子の一番大きな特徴となっているのが、らせん状に180度スチールを捻じ曲げた後ろ脚のデザイン。背の張地加工に必要な耐久性を考慮したウェグナーならではの美しい意匠です。通常であればスチールを二重に使用すれば済むことですが、ウェグナーの美的センスはその選択を許しませんでした。
アームチェア CH111は、エレガントなデスク CH110と共にシリーズとして開発されました。いずれもウェグナーがデザインした最高峰のスチール家具です。