スウェーデンから日本へ。マリアンヌ・ハルバーグの商品をご紹介


セラミック・アーチストのマリアンヌによる、ちょっと不思議で、手書きのあたたかみがかわいいマリアンヌがイルムスに新登場。
彼女の世界観から生まれたアイテムを、ライフスタイルに取り入れてみるのはいかがでしょうか。
CONTENTS
- マリアンヌ・ハルバーグとは
- イルムスのセレクトポイントは「ディティール」
- マリアンヌのメッセージとともにイルムス注目のアイテムをご紹介
- 合わせておすすめのコーディネート

Marianne Hallberg
マリアンヌ・ハルバーグ
1981年 ヨーテボリ大学美術学部修士課程を卒業。
1983年 ヨーテボリのギャラリー・シントラのメンバーとして活動。
2015年 株式会社トンカチ(東京)と活動を始める。
マリアンヌは現在70歳になるスウェーデンのセラミック・アーチストです。
デザインは陶器のホワイトとマリアンヌブルーと言われる彼女独特の青から成っています。
それがデザインに先立つものとしてあり、次に形がついてくる。それがマリアンヌ作品の特徴です。
About the work
作品について
日常に普通にあるもの、手で触れる範囲に存在する「あたり前」なものが彼女の創作対象です。
平面に描かれたスケッチがまるで意思を持って立ち上がったような立体作品から、だまし絵のような平面作品、私たちに問いかける「言葉」のプレートなど多彩。
作品の多くは白地にマリアンヌブルーと言われる特徴的なブルーの線で描かれています。


Message
マリアンヌからのメッセージ
私は陶芸家で、ある意味3Dの絵描きです。
若い頃からずっと陶器が大好きで、自分の作るものは私の人生と世界に歩調を合わせるように変化してきました。
私のアートは人生のミラーそのものであり、自分の中の世界と外の世界について、自分が見たものを形として取り出す行為です。
見えるもの、それは、大体において面白いものだと気づいたのです。
”人生は、いつでもユーモラスですから。”
スウェーデンの西海岸にある小さな町の出身です。家族はずっと前の世代から花を育ててきたので、”私はまるでグリーンハウスで育ったかのようです。”
だから、私は花や花瓶を作り続けるのでしょう。私はロマン主義者で超現実主義者でもあります。
周囲について感じることで、予期しないものを追求しています。
粘土という素材は私の心を捉え続けています。
”繊細で壊れやすいものには、永遠に続くパワーがあるのです。”
Select Points of ILLUMS
イルムスのセレクトポイント
オリジナルの手書き感からなる「にじみ」をそのまま受け継いだ、瀬戸焼のディテール
作者の特徴的な作風である手作りによる「ゆらぎ」と、そこから生まれる独特の「オーガニック感」、そして「どこまでも続く自由の空気」。愛知県瀬戸焼の工房とトンカチのコラボレーションでは、6年に渡る試行錯誤の末、ついに主要作品の量産化を成し遂げたそうです。
この手書きによるあたたかみと、女性らしい曲線のデザイン、そして量産化への並々ならぬ思いに感銘を受け、ぜひイルムスでも!ということでお取り扱いをスタート。ぜひ、お手にとって「にじみ」の美しさをご体感ください。
左上/大正時代から続く瀬戸焼を代表する窯元での制作
右上/縁のラインは一つひとつを手書きで「ゆらぎ」を再現
左下/マリアンヌのロゴとMade in Japanの刻印
右下/味わいのある世界でただひとつのディテール




マリアンヌのメッセージとともにイルムス注目のアイテムをご紹介
マリアンヌは花屋の娘。彼女は自分と同じ誕生日の、おじいちゃんとお父さんを中心にした大家族の中で、花に囲まれて育ちました。
だから、私は花や花瓶を作り続けるのでしょう。
花はそれぞれが究極の美しさだけれど、薔薇は特別。愛する人に何かを贈るなら薔薇がいいわ。何かをもらうなら薔薇がいいわ。(マリアンヌ談)
楽しいことやきれいなことは、世界中を駆け巡るべきよ。

はこぶかびん
「旅」と「贈り物」をテーマに生まれた「はこぶかびん」は、出会いと別れの季節の主人(あるじ)。
花が動く、旅が動く、自由が動いて、こころが動く。
私が心の奥深くにもっていた夢のお部屋の中にこんなランプがあったのかもしれないわ。

ランプのかびん
ランプの上から下まで筒状になっているこのかびんは、背の高い植物をそのまま生けられる。
最大のチャームポイントは、なんといってもミニサイズの付属のコード。
この犬には実在のモデルがいるの。ラブラドールレトリバーのモルガン。

犬のかびん
実はマリアンヌの犬ではなく、知人の犬だったそう。
小さい花をたくさん生けてもいいし、このサイズ感なのでデスクの上でペン立てにしてもカワイイ。

ローズのカップ
「ローズ」は、マリアンヌの実家の花屋のラッピングペーパーがバラ模様だったことから陶器のモチーフとして描いたのがきっかけ。彼女のお気に入りに。
コンパクト感と手に持ったときの程よい重量感は、毎日でも使いたくなる心地よさ。

箸置き
日本の食卓に合うよう、マリアンヌが作った原型を元にリサイズ。
箸置きの種類はローズ、チェック、メッシュ、リボン、花柄の、全5種類。お気に入りを選んでもいいし、セットでストックしておいても。

マリアンヌの丸い皿(チェック)
チェックが好きなマリアンヌ。
全然、規則正しくない模様を一生懸命に描いているマリアンヌの姿が目に浮かぶ。彼女の中ではこれは規則正しい規律に満ちた厳格な世界。
エレガントにしてスピリチュアル。
ひとつでも。ならべても。飾り方は自由です。
お花を飾ってもいいし、ペン立てでも、あるいはそのまま置いておくだけでもいい。
使い道を「花瓶」と限定せず、そこに置くだけでたちまちマリアンヌの不思議の世界が香ってくる、そんなイメージで楽しんでみてください。



昨年70歳を迎えたマリアンヌ。
ずっと活躍し続けている彼女の素敵なメッセージがあります。
どうであれ、みんな「QUEEN OF NOTHING」で生きることよ。あなたは最高だって信じなさい。人より何がいいとかじゃなくて、ただ最高だって信じなさい。