冬におすすめ!
北欧で愛され続けるKLIPPANウールブランケットの魅力


北欧の冬に欠かせないアイテム、「ウールブランケット」。イルムスでも毎年この季節になると、多くの方にKLIPPANのウールブランケットをお買い求めいただいております。
そんなウールブランケットに、様々な種類があるのはご存知でしょうか。「エコラムウール」や「ゴットランドウール」など、使われているウールの種類によっては「あたたかさ」や「軽さ」などが異なります。
そこで今回は、ウールブランケットの "素材" に注目して、「あたたかさ」や「軽さ」「肌触り」を徹底比較!皆さんのお好みやシーンにあったウールブランケットを選べるよう、お手伝いさせていただきます!
目次
- サステナブルにこだわる北欧ブランド「KLIPPAN」
- 1.サステナブル・アニマルウエルフェアを追求したものつくり
- 2.大自然の中で健やかに育てられた大切な羊
- 3.ファッションブランドやデザイナーとのコラボレーション
- 意外と簡単!ウールブランケットのお手入れ方法
- ・コームを使って梳(と)かすだけ!日常のお手入れ方法
- ・ブランケットが汚れてしまった!そんなときの解決法は?
- ・長く愛用するために、保管方法を工夫しよう
- 好みで選べる!素材別ウール5選
- ウールブランケットの素材別「あたたかさ」「軽さ」ランキング
- ・あたたかさランキング
- ・軽さランキング
- ひざ掛けだけじゃない!?サイズ別ブランケットの使い方
- ・出産祝いや赤ちゃんのお出かけに使える「ミニサイズ」
- ・ソファカバーからアウトドアまで使える「ハーフサイズ」
- ・寝室やリビングで大活躍「シングルサイズ」
サステナブルにこだわる北欧ブランド「KLIPPAN」

スウェーデンでは知らない人がいないと言われるほど有名なブランド、KLIPPAN(クリッパン)。創業140年以上の歴史を持つブランドで、今なお愛され続けています。そんなKLIPPANがスウェーデンの人々に愛され続けているのには、3つの理由がありました。
1.サステナブル・アニマルウエルフェアを追求したものつくり

KLIPPANが長く愛される秘密の1つは、紡績(ぼうせき)から製品作りまでを自社工場で行い、徹底した品質管理のもとに作り出された質の高い製品にあります。特にKLIPPANのブランケットは羊毛選びからこだわり、ブランドの伝統や知識、知恵が詰まったアイテムです。
また、KLIPPANは創業以来「天然繊維・サステナビリティ・アニマルウエルフェア」にこだわり続けています。天然繊維の価値を伝え、地球や生産者の健康、そして動物たちにも配慮した、サステナブル・アニマルウエルフェアを追求したものつくりに注力しています。
2.大自然の中で健やかに育てられた大切な羊

創業以来「天然繊維100%」にこだわり続けているKLIPPAN。
KLIPPANが掲げている「アニマルウェルフェア」というのは、欧米を中心に世界中に広がりを見せている、動物にとってストレスや苦痛の少ない飼育環境を目指す考え方のことです。
流行ではなく、生産者の健康や地球環境、動物たちのことを考え守ることで、時代を超えるタイムレスな価値を伝えていけると考えています。

3.ファッションブランドやデザイナーとのコラボレーション

KLIPPANのウールブランケットの魅力は、機能や品質だけではありません。デザインの豊富さも、長年愛され続けている人気のひとつです。
ロングセラーアイテムであるヒツジやムース等の動物をモチーフにしたデザインは、北欧で活躍するデザインユニットが手掛けています。
他にも、ファッションブランド「mina perhonen」のデザイナー、皆川明さんとのコラボレーションシリーズは、毎年すぐに完売してしまうほどの人気シリーズ。まるで絵本の世界のようなストーリーを感じるデザインや、定番のチョウチョ柄は、ILLUMSでも毎年多くの方にお手にとっていただいております。
意外と簡単!ウールブランケットのお手入れ方法

天然のウールには「撥水性」や「防臭性」「調湿性」など、自然由来の機能がたくさん備わっています。その機能を生かして、長く愛用していただくための、簡単なウールブランケットのお手入れ方法をご紹介いたします。
・コームを使って梳かすだけ!日常のお手入れ方法

KLIPPANのウールブランケット、普段のお手入れは「陰干し」と「ブラッシング」だけでOK!
ウールについた汗や湿気をそのままにせず、風通しのいい場所で陰干しにすることで、調湿性や保温性が持続します。日光に直接当てると、ブランケットの変色につながるので、必ず陰干しで干してください。また、多少の汚れも干すときにパタパタと払う程度で大丈夫です。ウールブランケットを風に当てるだけで、買ったときのフワフワを復活させることができます。
さらに、ゴミやチリ、ホコリを取り除きながら毛並みを整えるためには「ブラッシング」がおすすめです。
使い始めは毛玉や遊び毛が出やすいウールブランケットも、コームを使って優しく撫でるだけで、余分な遊び毛を取り除いて毛玉の発生を防ぐことができます。ウールコームは強くは擦らず、優しくブラッシングするのがポイントです!
・ブランケットが汚れてしまった!そんなときの解決法は?

「お気に入りのブランケットにシミつをけちゃった……」という場合は、少し水で濡らしたタオルを使って、汚れが付いた所を優しく押し叩いてください。その後、通気性の良い場所で陰干しして、しっかり乾燥させればOK!タオルで強く擦ると毛玉の原因になるので、優しくポンポン叩くようにするのがポイントです。
もし、それでも取れないほどの頑固な汚れが付いてしまったら、ドライクリーニングで落とすことも可能。しかし、ドライクリーニングだと、使用する洗剤によっては風合いや肌触りが変わる場合もあるのでご注意ください。
・長く愛用するために、保管方法を工夫しよう
動物性の天然繊維で作られたウールブランケットは、虫たちの大好物でもあります。そんなウールブランケットを虫たちから守るためにも、仕舞う前のお手入れが大切です。
普段のお手入れを気にかけても、シーズンオフの保管方法をおざなりにしてしまうと、ウールブランケットの品質が変わってしまうことがあります。長期間保管するときは、ウールの一番の天敵でもある「虫食い」対策をして収納しましょう。
1.まずはコームで汚れを払う

仕舞う前はウールコームを使って、いつもよりちょっとだけ念入りにブラッシングしましょう。
ブラッシングすることで、屋内外で付いてしまった見えない虫を落としたり、毛玉の原因となる繊維の塊も解いてくれます。
2.付いた汚れはしっかり落とす

ブランケットに付いてしまった汚れは、濡らしたタオルを使ってしっかり落としておきましょう!
虫はウールだけでなく汚れも大好物。汚れを拭き取った後は、陰干しして風をしっかりと通してから仕舞うようにしましょう。
3.防虫ブロックで虫食い対策を

虫だけでなく、湿気やカビからもウールを守るためにも、保管の際には防虫剤と除湿剤を一緒に仕舞うのがおすすめです。
天然木で作られた防虫ブロックなら、天然のアロマがウールを虫から守ってくれるだけでなく、木が湿気を適度に吸ってくれるので、除湿剤の役目も果たしてくれます。
好みに合わせて選べる!素材別ウール5種

ブランケットに使われているウールによって、製法だけではなくブランケットの肌触りやあたたかさが異なることがあります。
そこで、今回はKLIPPANのブランケットに使われている "ウール" に注目。5種の特徴とおすすめポイントをご紹介いたしますので、お好みのウールブランケット選びにお役立てください!
・ECO LAMB WOOL(エコラムウール)

農薬や化学物質を使わずに飼育された、健康的な羊のウール
羊が食べる牧草に殺虫剤等の化学薬品を使用せず、健康的な子羊から刈り取った柔らかな羊毛を使用しているエコラムウールは、地球や人間だけでなく、動物の健康にも配慮して生産されたウールです。
ラムウールをフェルト状にしているのでしっかりとハリがあり、厚手で繊維が詰まっている印象です。手のひらで触れたときはさほど気になりませんが、腕で触ると若干チクチクする場合がありますが、厚手な分、抜群の暖かさがあります。
KLIPPANのウールブランケットの中で最も多くのデザインがあり、初めてウールブランケットを購入される方や、ギフトにおすすめです!
・GOTLAND WOOL(ゴットランドウール)

シルクのような光沢と、なめらかな肌触りが人気のウール
スウェーデン最大の島「ゴットランド島」に約5万頭、スウェーデン本土に約10万頭しか生息していないという、ゴットランドシープ。全世界で飼育されている約10億頭の羊のうち、わずか0.01%しかいないと言われているゴットランドシープの貴重な羊毛を使用したウールです。
ゴットランドシープは、油分を豊富に含んだ巻髪や美しい光沢が特徴で、その羊毛を使用したウールブランケットは、使うほどに柔らかくなる質感魅力となっています。
空気を含んでふんわりと軽く、なめらかな肌触りなので、ストールやスローケットなどの、直接肌に触れるアイテムに良く使われています。
・SWEDISH WOOL(スウェディッシュウール)

スウェーデンの大自然の中で育まれた、健康的なウール
スウェーデン産のウールは、原毛の収集から分類、紡績、販売までの仕組みが整わず、生産量の約50%以上が廃棄されていましたが、KLIPPANが新たにスウェーデン産ウールを使用した製品を作りました。
スウェーデン各地から羊毛を収集し、牧羊農家まで辿れるトレーサビリティと共に、アニマルウエルフェアや環境に配慮した健康な羊のウールから作られています。
チクチクしにくいスウェディッシュウールを、KLIPPANではスローケットに織り上げました。肩から羽織って体を包んだり、ひざに掛けて使ったりと肌に触れる機会の多いスローケット。だからこそ、肌触りにこだわったスウェディッシュウールを使用しています。
・RECYCLED WOOL(リサイクルウール)

サスティナブルの精神から生まれた新しいウール
KLIPPANは、ウールブランケットを製造過程で発生する残糸や原毛、ニューウールを混紡して、サスティナブルな暮らしを実現するリサイクルウールを製作しました。リサイクルウールは、様々な製品の残糸をブレンドして作られているので、ベージュやグレー、ブラウンをベースとした絶妙なカラーリングが生まれます。
KLIPPANのウールブランケットの中では比較的安価なので、初めてウールブランケットを購入する方におすすめです。しっかりとした肌触りなので、ソファの座面に敷いたりフローリングの上に敷いてラグの様に使ったり、アウトドアシーンでも活躍します。
・MELINO WOOL(メリノウール)

上質なあたたかさをもたらす、最高峰のウール
メリノ種の羊から取れる最高峰のウール。細く柔らかな毛質のため軽く、肌触りの良さが特長です。KLIPPANでは、貴重なメリノ種ウールを、オーストラリアと南アフリカから採用しています。
メリノウールは優れた保湿性と、つるつるとした肌触りが魅力で「軽くてあたたかい」が最大の特長。ストールやマフラーなど、直接肌に触れるアイテムにおすすめです。
ウールブランケットの素材別「あたたかさ」「軽さ」ランキング
ウールブランケットのご購入を検討されているお客様より「どれが一番あたたかいの?」「チクチクしないウールはある?」「なるべく軽いウールブランケットが良いんだけど……」というご質問を良くいただきます。
そこで今回は、イルムスでお取り扱いしているウールブランケットの「あたたかさ」と「軽さ」に注目してランキング形式でご紹介いたします!
あたたかさランキング


ゴットランドウール


エコラムウール


リサイクルウール
シルクのような光沢となめらかな肌触りが特長的な、ゴットランドウールがあたたかランキングの1位に!空気をたっぷり含んだKLIPPANのゴットランドウールは、使うほどの柔らかくなめらかな肌触りになるのも人気の理由です。
定番のエコラムウールは、あたたかさランキング2位!ニュージーランド産の希少なラムウールを使用し、ふんわりとした柔らかさとあたたかさはKLIPPANの品質ならではのもの。
サステナブルとあたたかさの両立を実現したリサイクルウールが3位に!「リサイクルウールは低品質」という従来の概念を覆したKLIPPANの人気シリーズは、しっかりとした肌触りで羽織るだけでなく、ソファに掛けたり床に敷いたり、アウトドアシーンで使うのもおすすめです。
かるさランキング


メリノウール


ゴットランドウール


リサイクルウール
チクチク感が少なく、柔らかい肌触りが特徴的な、メリノウールが軽さランキング1位に!スローは、空気をたっぷり含ませて織られているので、ブランケットに比べ30~40%も軽く、体に自然と寄り添うようなフィット感をお楽しみいただけます。
軽さランキング2位のゴットランドウールは、軽くてあたたかいという良いとこ取りウールです。空気をたっぷりと含んで織り上げられたゴットランドウールは、肌触りの良さとあたたかさの両方を体感することができます。
あたたかさランキングに続き、軽さランキング3位のリサイクルウールは、程よい軽さと温かさを兼ね備えているので、アウトドアシーンでお使いいただけます。車の中に一枚入れておけば、お出かけ先でさっと羽織ったり、レジャーシートのように敷いて使えたりするので、とても便利です。
ひざ掛けだけじゃない!?サイズ別ブランケットの使い方
KLIPPANのブランケットは、大きく3つのサイズに分かれています。しかし、「ミニサイズってどんなときに使ったら良いの?」「家のソファカバーにしたいんだけど、ハーフサイズとシングルサイズのどっちがおすすめ?」「シングルサイズの使い道が分からない……」など、のお声をいただくことも。そこで、ブランケットのサイズ別使い方、おすすめシーンをご紹介いたします。
出産祝いや赤ちゃんのお出かけに使える「ミニサイズ」




約65×90cmの「ミニサイズ」は、小さなお子さまにお使いいただくのがおすすめです!赤ちゃんのおくるみに使ったり、ベビーカーでお出かけする際に使ったり。大きくなったら、お昼寝時の掛ふとんにしたり、勉強中のひざ掛けにしたりと、生まれたときからずっとお使いいただけます。もちろん、大人のひざ掛けやお出かけ用ブランケットとしても使えるサイズ感です。
ウール100%で作られたブランケットは、静電気が起きにくいのも特徴。小さなお子さまにも安心してお使いいただけるので、出産祝いにも人気です。
ソファカバーからアウトドアまで使える「ハーフサイズ」




約90×130cm(ミニサイズを2枚並べた大きさ)のハーフサイズは、お家の中でも外でも活躍するサイズです。
2人掛けソファの座面に敷いてソファーカバーにしたり、お家でくつろぐときのひざ掛けにしたり。また、くるくると小さくまとまるので、車に一枚乗せておくのもおすすめです。スポーツ観戦やキャンプなど、お出かけ先でさっと羽織って使えるのも嬉しいポイント。
お家の中だけでなく、アウトドアを楽しむシーンでも活躍します!
寝室やリビングで大活躍「シングルサイズ」




約130×180cmの「シングルサイズ」は、一番大きなビックサイズ!大人がすっぽり包まれるサイズなので、ベッドカバーや毛布、3人掛け以上のソファカバーとしてお使いいただけます。
また、シングルサイズは大きい分しっかりとした重みがるので、リビングのフロアマットやシーツの上に乗せて使っていただくのもおすすめ。程よい重みでズレたりヨレることが少なく、床やシーツに触れたときの「ヒヤッ」を軽減できます!
最後までお読みいただきありがとうございます!長くなってしまいましたが、ウールブランケットの種類やデザインだけじゃない魅力について、知っていただけたのではないでしょうか。お好みのウールブランケットを選ばれる際やギフト選びに、この記事がお役に立てたら幸いです。
ウールブランケットは、冬だけでなくて春夏秋冬いつでも使えるアイテムなので、まずはこの冬から暮らしに取り入れていただくのがおすすめです。ご自宅用だけではなく、アウトドア好きは人へのプレゼントなどにいかがでしょうか。